大学在学中、カナダに協定留学していました。
最初はホームステイでしたが、ホストファミリーと大喧嘩し早々に引っ越し。
一軒家の二階を間借りすることになりました。
引っ越してきた夜、ベッドで横になっていると二人くらいの人物(?)が私をのぞき込んで何か小声で話しているのです。
ヒソヒソ声で一体何と言っているのか聞き取れません。
二人とも女性だった気がします。
繰り返しますが、私は「一人暮らし」です。
家のオーナーさんは日中は一階でヘアサロンを営んでいますが、私が帰るころには自宅に戻ります。
母がカナダに訪ねてきたとき、一階で話していると真っ暗な二階でガタゴトと探し物をしているような物音。
母もビックリして「誰か居るの?」と言っていたので、私だけが聞こえていたわけでもなさそうです。
環境を楽しむことこそ上達のコツ!?
その後謎の物音とヒソヒソ声は続いたのですが、不思議と恐怖感はなく、むしろ毎晩「何て言ってるんだろう?」と耳をそばだてていました。
今ではもう彼女たちが何と言っていたかは思い出せないのですが、ある時急に周りの言うことが聞き取れるようになったのです。
同時に発音も上達していったように思います。
今でいう睡眠学習や聞き流し英会話みたいな感覚でしょうか。
赤ちゃんの言葉がそうであるように、最初はどんどん情報が蓄積されていって、ある時爆発して急に喋りだすような。
私はこれを娘にもやっていきたいと思っています。
今はディズニー系のアニメを英語で見せている程度ですが、娘は結構気に入って観ています。
私の夢はセドナに行くことなのですが、そこで娘にはキッズ用のアクティビティに参加してもらう予定です。
その日までにある程度のコミュニケーション能力と英語力を身につけられるよう、楽しみながら生活に取り入れていっています。